結論:米国で販売する食品を、日本語だけのラベルのまま販売することは原則として適切ではありません。 FDAの食品表示規則では、必須表示の英語表記が基本です。外国語で一部の表示をした場合には、必要情報をその外国語でも記載しなければならない場合があります。商品名だけ英訳すればよいというものでもありません。
米国向け食品ラベルで確認する主な項目
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 商品名・正味量 | 食品の一般名称と米国向けの表示単位・位置 |
| 原材料一覧 | 使用量順、添加物などの適切な英語名称 |
| アレルゲン | 米国の主要9アレルゲン(乳、卵、魚、甲殻類、小麦、木の実、落花生、大豆、ゴマ) |
| Nutrition Facts | 指定様式、栄養値、Serving Size等。免除の適用は個別判定 |
| 事業者情報 | 製造者・包装者・販売者の適切な表示 |
| 原産国表示 | CBPの原産国表示制度も別に確認 |
食品、サプリメント、化粧品、医薬品では表示要件が違います。このページは一般の加工食品を中心とした説明です。
日本語のままでもよい部分はある?
日本語を併記すること自体が一律に禁止されるわけではありません。ただし、英語による必要表示を省略できるという意味ではありません。多言語表示では翻訳だけでなく、FDAの表示要件と各欄の対応関係を確認してください。
小規模企業・小規模包装等についてNutrition Factsの例外が存在する場合がありますが、免除には条件があり、すべての日本食品に共通するものではありません。
修正前に用意する情報
現行パッケージの全表面画像、原材料と配合順序、アレルゲンの供給者情報、製品重量・包装寸法、栄養分析資料、商品カテゴリー、販売予定チャネルを揃えます。単なる英訳業者による翻訳だけで米国FDAへの適合確認が完了したとは扱わないでください。
関連する基礎知識
FDAナビに相談できること
米国食品ラベル確認では、必須表示と原材料・アレルゲン・Nutrition Factsなどの確認事項を整理します。無料の初回概要相談をご利用ください。
公式資料・参照先
制度情報の確認:2026年10月13日。一般情報であり、個別の適用・免除・最新の運用は公式資料と案件資料により再確認します。FDAナビは米国政府機関ではありません。
専門用語をやさしく
Labeling
- 英語の正式名称・表記
- Labeling
- 読み方
- レイベリング
- 日本語訳
- 商品表示・関連する説明
- 分かりやすくいうと
- 商品に付くラベルだけでなく、関連する表示や説明を含む法規上の概念です。範囲は製品と規則により確認します。
- 具体例
- 容器ラベルだけでなく、商品説明の効能表現も分類・表示の観点で確認します。
Nutrition Facts
- 英語の正式名称・表記
- Nutrition Facts
- 読み方
- ニュートリション・ファクツ
- 日本語訳
- 食品の栄養成分表示
- 分かりやすくいうと
- 米国の一般食品に用いる栄養成分表示欄です。対象品目や免除、1回量、数値、様式を確認します。
- 具体例
- 菓子の米国ラベルで栄養成分表示と1回量を確認します。
Allergen
- 英語の正式名称・表記
- Allergen
- 読み方
- アラージェン
- 日本語訳
- アレルギーの原因となる物質
- 分かりやすくいうと
- 食品に含まれるアレルギー原因物質です。米国での主要アレルゲンの表示対象や方法を、日本の表示制度とは別に確認します。
- 具体例
- 小麦・乳・卵・ごまを使う菓子について、米国向け表示を確認します。